2006年5月24日〜26日
Svizzera ZermattとBern 鉄道の旅
Numero.1 (5月24日・25日)

5月24日から2泊3日でSvizzera(:ズヴィッツェラ :スイス)へ鉄道の旅をしてきました

まず Milano Centrale(:ミラーノ チェントラーレ :ミラノ中央駅)からCISALPINO BORRMEO(:チザルピーノ ボロッメォ)でスイス南部の交通の要所 Brig(:ブリグ)へ行き そこから鉄道を乗り換えMatterhorn(:Cervino[伊] :マッターホルン)麓の街Zermatt(:ツェルマット)へ向かいました



5月24日午前10時30分発のCISARPINO BOROMMEOで出発です 列車はBasilea(:Basel :
バーゼル)行き 国境を越えすぐに停まるBrigで乗り換えです


イタリア側最後の停車駅 Domodossola(:ドモドッソーラ) ここから更に北上し 1982年上越新幹線の大清水トンネル(22,221m)ができるまでは世界最長だった全長19,823mの Traforo del Sempione(:Simplon Tunnel :シンプロントンネル) を通ってスイスに入り トンネルを出てすぐの街Brigで列車を降ります


BrigでMatterhorn Gotthard Bahn(:マッターホルン・ゴッタルド鉄道)に乗り換えです きれいな赤い列車でZermattまで行きましょう


座席についているテーブルにあった地図 観光列車としてしっかり整備されています


このMatterhorn Gotthard Bahn(:マッターホルン・ゴッタルド鉄道)は驚いたことに日本語の車内アナウンスがありました いかに日本からの観光客が多いかという事と この地域が観光で成り立っているのかという事を物語っていますね




Zermatt到着です


ちゃんと『ようこそ』と書いてありました


まずはホテルにチェックインし その後 Gornergrat Bahn(ゴルナーグラート鉄道)に乗り Zermatt(標高1,605m)よりも更に標高の高いGornergrat行き そこからMatterhornを望むことにしましょう


Gornergrat BahnのZermatt駅にて これから乗車します


かなりの急勾配を上っていきます


あ マッターホルンが見えました! そんな絶景のなか 登山鉄道はどんどん登っていきます


!!!
何かいます!

登山電車がガタガタ登る横に現れた大きなネズミのようなかわいい動物を目撃 あとで調べるとマーモット(:Marmot)でした Zermattのお土産物屋さんでもぬいぐるみなどが売られていました マスコットになっているようですね



車内は清潔で快適です 窓は上から下へスライド式に下げて開けることができ 外の空気に触れることかできます 折りたたみ式の椅子にもなっていおり 多客期を想像させます


途中駅で降りて行ったスキー客


頂上のGornergrat(:ゴルナグラート)駅が見えてきました
通常の鉄道では線路は左右2本ですが これはその間に歯のついたレールがあります


これは急勾配で滑らないようにスイス人Roman Abt(:ローマン アプト)の発明したAbt system railway(:アプト式鉄道) Abtと書きますが ドイツ語読みではアブ(bu)トではなく アプ(pu)トと読むそうです


Gornergrat駅に到着しました すばらしい眺めです!  しかし よくここまで鉄道を敷いたものですね

『ようこそ標高3,100m地点へ』

それぞれ 一人で来られていたおじさん達 大きなカメラを構え 降りていく登山鉄道を熱心に撮影していました


さすがに寒かった頂上駅では 家族でのマッターホルン記念撮影 その後 きっちり時間通りにやってくる 下りの電車に乗りZremattへ降りました

そして食べた晩ご飯がこれら




メニューの名前は残念ながら失念してしまいましたが 本当に美味しかったです お店はZermatt駅前 店内には来店されたのか なんと海部元首相の書が飾られていました

満腹満腹で就寝



翌日 Bern(:ベルン)への列車に乗る前に Zermattに残る旧市街の佇まいを散歩しました


その中の倉庫は奈良の正倉院のような高床式で 下部の脚に載せている部分には円形に削られた石板が挟まれており ネズミ返しになっています


ふと見上げると 白く輝くマッターホルンが私たちを見下ろします


アルプルの少女ハイジから 私たち日本人がイメージしていた風景のようです

鮮やかなポピーの花畑


Zermattの目抜き通りに戻ってきました お土産でも見ながら駅に向かうことにしましょう


ちなみにZermattの街は内燃機関(:化石燃料などを燃やして動く機関のこと :エンジン)の自動車の乗り入れを禁止しているようです そのため街の中のタクシーやホテルの送迎車はすべて電気自動車でした



ZermattからBrigに戻りました

さて ここからスイスの首都 Bern(:ベルン)へ向かいます


Numero.2へ続く-->

リストへ戻る