2006年5月30日
Funiculi Funicula ! (フニクリ・フニクラ)

私(管理人)の両親の 2週間のイタリア旅行も5月31日の帰国で終了です 慣れない外国への滞在も 私が当初想像していたより 楽しんでもらえたようで 息子(とその嫁)としては ほっとひと安心です そんな帰国前日の5月30日 この日を荷造りや足りないお土産買いにあてようと予定を入れずに空けておいた私たちに母が言いました「せっかくだからComo湖へ行きましょう」 楽しんでいるように見えるとはいえ かなり疲労がたまっていると思っていたので この発言の若さには驚きましたが そういうことなら! ということで昼過ぎからComoへ向かったのでありました
(正確には この話の前日「明日 何も予定いれてないけど 元気があったらBergamoかComoにでも行ってみようか」と話しており それに応じた母の発言です)



Milanoと湖の街Como(:コモ)は 車でたった1時間ほど 夏の避暑地として別荘が建ち並ぶ美しい街です アメリカの俳優George Clooney(:ジョージ クルーニー)の別荘があることは有名な話

今回はFunicolare(:フニコラーレ :ケーブルカー)に乗って山頂からComoの街を見下ろしてみることにしましょう


湖畔を歩いてFunicolare乗り場へ向かう途中 カモの親子と出会いました 人に慣れており 抱きかかえられても平気な様子でした



それにしても 今日は 私たちが何度か見たComoのなかで一番晴れています
湖畔を歩きながら ふ と見上げると,,,, どうでしょうか この青い空!!

この写真の左下から右上にかけての斜め線のところにFunicolareが通っています 右上の建物が山頂駅



ここが乗り場 Funicolare Como-Brunateというのが正式名称 1894年から営業しており 昨年(2005年)から ATM(:Azienda Transporti Milanesi S.p.A. :ミラノ市交通営団)が経営することになったようです(参考記事 伊語)

決して観光用というわけではなく 住民の日常の脚として使われています



Bilietto(:ビリエット :切符)を買い 薄暗い駅舎を進むと 黄色いFunicolareが待っていました



15分から30分おきに運行しています(通勤 通学時間帯は15分おきでそれ以外の時間は30分おきのようでした)




さてガタゴトとどんどん登り 7分ほどで頂上のBrunate駅へ到着です
出口はホームの上と下にありますが この写真右の青い扉から出ることお勧めします

出るとこんなようになっています


ここを左へ行き


一旦少し坂を下がってBarの前を通り さらに右へ下がります

Punto Panoramico(:プント パノラミコ :展望台)の標識があるので それに沿って少し歩くと,,,




この絶景!!!


まさにComoの街が一望ですね




ちなみに展望台に設置してあったこの望遠鏡は 本来1 EURO入れないと見られないはずなのですが
壊れていたのか 好意からか 無料で見放題 なんか得した気分でした


このあと ちょっとおなかがすいたので Funicolare駅横のBarで軽く食べ Milanoへ帰りました
風の強い日でしたが こんなにきれいに晴れたComoを見たのは私たちも初めてで 本当に清々(すがすが)しく気持ちよかったです




そして翌日(31日) 父と母は無事帰国しました



お父さん お母さん 2週間の旅お疲れさまでした
本当にいい思い出になりました ありがとう またどっか行こうね







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