2006年5月28日〜29日
ヴェニスへ

私(管理人)の両親が2週間の予定でイタリアに旅行に来ていましたが そろそろその旅も終盤です 私の両親にはシェークスピアの"ヴェニスの商人"でお馴染みだったヴェニス,,, もといVenezia(:ヴェネツィア)へ1泊してきました



MilanoからAutostrada A4を一気にVeneziaまで行き Tronchetto(:トロンケット)の駐車場に車をいれます そして水上バスで予約してあるPonte di Rialto(:リアルト橋)そばの Palazzo Bembo(:パラッツォ ベンボ)



Palazzo Bemboは本当にPonte di Rialtoの水上バス停から徒歩1分ほどでした まったくホテル然としたたたずまいではなく 何度も行き過ぎて 「地図が間違ってるのかな,,,,」と思いながら探しました 果たして地図も住所も間違っておらず 写真のような看板1枚のPalazzo Bemboを見つけました ですが Citofono(:チトーフォノ :インターホン)を押して話さないと中に入れないので 外国が初めての方などには 少し緊張する宿かもしれません






チェックインし部屋に通されました 雰囲気に圧倒されます 昔の貴族の館を改装したと思われる客室はゴージャスでした
部屋のシャンデリアはもちろん di Murano(:ムラーノ島製のヴェネツィアングラス)



Canal Grande(:大運河)沿いの部屋からの眺めは,,,,


Ponte di Rialtoがバッチリ眺められる絶好のシテュエーション !


下を見ると こんな感じ たまに私たちのいる このパラッツォを撮影している人もいます 撮影される側の建物に滞在できるというのは 希少な経験だったと思います


Piazza San Marco(:サン マルコ広場)へ行ってみるといつものように大勢の観光客が写真を撮り ハトに餌をやっています でもその中で 今回私がVenezia的な光景として印象に残ったのがこちら 上を見上げている男性,,ではなくその後ろ



巨大な豪華客船です 進行方向からして Veneziaを出港したところとみられますが 次はどこへ寄港するのでしょう,,,,

夕食はやっぱり魚介類 海沿いのRistoranteでたっぷり食べて 美味しい白ワインを飲みました


家族での食事は楽しくて美味しく 少し酔っぱらって ホテルへ帰りました ベットに倒れ込むようにして 就寝


翌朝 お土産など 少し買い物をし 散歩をして Veneziaをあとにすることにしました



VeneziaとMilanoの間にあり 1泊するまでもないけど ちょっと寄るには最高の街といえばVerona(:ヴェローナ)です
これまでもVeneziaの行き帰りに何度か寄って美しい街を散歩しましたが 今回も例に漏れず寄ることにしました


目抜き通りへの入り口


Veronaと言えばここです Casa di Giulietta(:ジュリエッタの家)
14世紀のこの街を舞台にしたシェークスピアの戯曲"Romeo and Juliet(:ロミオとジュリエット)に登場する かの有名なジュリエット(イタリア語ではGiulietta(:ジュリエッタ))バルコニーがある家です


入口を入るとある世界中の恋人たちの願いがこめられた落書きやガムでつけられた紙



これがあのバルコニー
ここから見るバルコニーと自分との
距離が 作中のモンタギュー家とキャピュレット家を象徴しているんですね きっと

日は高いので どうも時間感覚が狂ってしまうのですが 気付けば夕方 中世のロマンを感じながらMilanoへ帰りました



今回は早足でしたが "ヴェニスの商人"や"ロミオとジュリエット"の舞台となる街を訪れ 意図せず 中世の歴史やロマンを感じるというシェークスピア旅行になりました こういった雰囲気が身近にあるというのがイタリアという国の大きな魅力のひとつですね



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